非鉄金属スクラップ買取相場(2011年12月)

2011年の非鉄金属スクラップ買取相場は、11月に続き安定の兆しがないまま年の瀬を迎えました。

銅屑は、12月に入り価格の基準になる電気銅建値が5万円アップし65万円でスタートしましたが、現在は4万円ダウンの61万円になるなど依然として乱高下が続いているため買取相場の価格設定が慎重になっていることから、買取相場は建値60万円ベースでの価格設定が当面の間は続くと思われます。

アルミ屑及びステンレス屑は品物により横ばい若しくは下げで推移しており、良い状態とは言えないのが現状です。

12月後半は、スクラップの納入先である溶解メーカーが年末年始休業に入るため稼働日数が少なく、それに伴ってスクラップの需要も減ると思われ年明けも厳しい状況が予想されます。

年内に明るい買取相場情報をお伝えできず非常に残念ですが、2012年も社員一同一丸となって高値買取を目指して参ります。

今年中に賜りましたご厚情に感謝申し上げますと共に、来年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。